スペインのユダヤ音楽Sefardí

スペイン音楽と言えば、誰もが思い浮かべるのがフラメンコ。
まさかスペインに来るなんて考えてもいなかった20代の頃、エアロビよりもかっこいいなあ、のノリでフラメンコダンスを習っていたことがありました。
発表会の衣装代や入場券販売の割り当ての負担が大きくて、1年であっさりと辞めてしまったのだけれど。

そしてそのまさかのスペインにやって来て、街角からフラメンコが聞こえてくるのだろうなと期待していたら、住み始めた町バルセロナにとってフラメンコはエキゾチックな音楽の位置づけで、街角から聞こえてくることはほぼあり得ません。
文化の多様性がスペインの魅力であることを思い知らされた一例です。

そのスペインの音楽の多様性の中のひとつ、とってもマイナーだけど心に沁みる音楽に、Sefardíがあります。
セファルディ音楽の説明は、この世界音楽紀行がわかりやすいと思います。
世界音楽紀行
「スペインから逃れ逃れ、主に女性たちの間で歌い継がれてきたユダヤ人の音楽」だそうです。

もうずいぶん前のこと、ユダヤ系の友人にセファルディのコンサートに連れて行ってもらって初めて出会い、心に沁みた音楽です。
「女性が歌い継いできたことから、子供の幸せ、結婚を願うものが多い」
日本の子守歌を聴きたくなるように、時々ふと聴きたくなるセファルディ。

A la una yo nací (私は1時に生まれた)